ライヴ報告:日吉Nap『ROOTS vol.21』

昨夜、6日(金)のライヴ報告だよ。

 

東急東横線「日吉」駅の西口に降り立った。どしゃ降りの雨だ。

天気予報を事前にチェックしていたものの、ギターを背負っているので、雨も、こうにまで、どしゃ降りとなると、防水ケースと傘をもってしても、あまりヨイ気はしない。

 

なだらかな傾斜を上がりながら商店街を進んで、少しして脇の路地へと徒歩3分もすると、目的地であるライヴ会場に到着。

サウンド・チェックは時間を掛けずに済んだ。音の好みを理解してもらっている。・・・マスター、さすが!助かる~っ!

 

で、本番前に、日吉に来たら、「珈琲屋いこい」さんに立ち寄るのが私だけの勝手な慣わし(笑)。

どしゃ降りの雨のことよりも、静かに、徐々に、ライヴへの気持ちにフォーカス、その準備をここで整える。

 

「日吉Nap」さんに出演させていただいた。

この夜は、「日吉Nap」さんの『ROOTS (ルーツ)vol.21』という企画で・・・出演者の初期の頃のオリジナル曲、または、音楽活動をはじめる切っ掛けになったアーティストさんのカバー曲を、ライヴ中に披露する・・・というのが必須。

 

出演者は私を含めて通常よりも少々にぎやかに6人(上の写真)。

出演順に、篠崎洋輔さん、たんじかおりさん、左右田真司さん、涼夏彩さん、愛間純人、池谷唯さん。

ヴォーカル&アコースティック・ギター、または、ヴォーカル&ピアノ、弾き語りばかりとはなったが、楽曲の音楽性や歌声の聴かせどころが各々まったく異なって個性が際立つも、演奏自体どれをとっても確りしたもので、・・・取りあえず自分のことは置いといてもだよ(笑)・・・客席に居る間中、面白み十分のライヴの一夜だった。

 

他の出演者さんは30分のライヴであるところを、恐縮ながら、私めだけ40分の時間をいただき5番目に出演した。

『ROOTS(ルーツ)』というお題に、自らのオリジナル曲「心にある足」を歌い演奏して、トークでは、この曲への想いを、創作時から演奏するときの心持ちなどを交えて、客席に向けて、はじめて明らかにした。

 

うふふん(笑)・・・ブログでは語らないよ。

ライヴに居あわせた人たちの特権だよね(笑)。

 

40分間のライヴ、しっかりと耳を傾けて聴いていただけたように感じた。有難い・・・本当に。

 

ライヴの度に毎回、自身で体感するすべてが肥やしになっていく実感を得る。これも真に有難い。

更に、こうしたブッキング・ライヴは、出演しながら他の出演者さんのライヴも聴かせて観させていただくことで、とても、とても、勉強になる。が、この日は特にだった。

どんなことが「特に・・・」かって?

それは内緒でしょ(笑)。

 

でもね・・・、 

愛間純人に残されている時間は決して多いとは言えない。だから、やれることを、やれそうなことにも、とにかく、日々、チャレンジしながら重ねていこうと・・・あらためて思いながら帰宅の途についた。

・・・日吉から自宅までは電車を乗り継いで2時間・・・やっぱり旅だなぁ~。

 

あっ、そうそう、私のすぐ前に出演された涼夏彩さん、涼夏彩さんのCDと私のCDのサウンド・エンジニア(音響担当)さんは共通の人・・・澤田守秀さん、ドイツで音楽活動もされている。

この日のブッキングは偶然ではあったものの、ライヴ後に、二人でレコーディング中やミキシング最中の苦労話やらで勝手に盛り上がった。周囲はそんな繋がりを知らないから、「なんだこの二人・・・」みたいな空気になっていたかも・・・(笑)。